更新情報

会員専用サイトを更新しました

国有林の地所を棚田化する工夫

第2回勉強会での各種セクションのPDF資料、および当協会の機関紙、エルガー通信Vol.5-15 4月号PDFの配布などを更新しました。会員専用サイトは、個人会員/賛助会員が観覧できます。他にも特典がありますので、この機会に是非ご検討ください。

会員募集 

紺野大介著 新装版『民度革命のすすめ』の謹呈について

民度革命のすすめ 新装版カバー

日本藍藻会(ASJ)名誉会長でもある紺野大介氏より「紺野大介著 新装版『民度革命のすすめ』」を、ASJ会員様に謹呈していただけることとなりました。本書に興味関心のある会員様はASJ事務局宛にて受け付けます。但し送料のご負担をお願いします。申し込み方法は「お知らせ」をご覧ください。

お知らせ|謹呈本 

ご挨拶

ASJ 代表理事 石塚啓一

作ること、食べることを大切にします。

私たちの生活は「衣食住」で成り立っています。中でも「食」は命に直結しています。美味しさを味わい、身体をつくり動かします。
魚、肉、穀物、野菜、果物、加工食品に囲まれて生きています。元々は地球上に生息する生きものたちの命をいただき、私たちはこれを糧として生きています。
わかっている範囲でも、地球の原初(40数億年前)に、化学合成細菌、藍藻(シアノバクテリア)、光合成細菌等が誕生し、そこから生物は始まりました。
原始地球に存在したミネラルや栄養分によって、微生物群が生まれ、そこから植物や動物が生まれました。動植物の体は死後に微生物により分解され、新たな命を育むという命の循環が繰り返されています。
自然の循環の中で微生物群の果たす役割は大きく、私たちはこの微生物群の力を農業に生かせないものかと、藍藻を中心にした有用微生物の増殖を促し、土壌環境を整える藍藻農法(エルガー農法)の開発・研究を進めています。
美味しく安全なものを食べたいというのは生物としての本能だと思います。健全な食物連鎖に私たちは注目しています。
農業の基礎となるのは田畑ですが日本国内だけでもその環境は千差万別です。藍藻をはじめとした有用微生物群と農業植物の共生環境を整えるためのエルガー資材の開発に取り組むとともに有用微生物群の培養研究も進めていきたいと考えています。
安全・安心な作物を育て提供する、そして食べる喜びを分かち合うために、有機素材で作る農業資材と栽培方法を創ってゆきます。関係する皆さんの笑顔がみられますように。

令和3年 3月吉日
一般社団法人日本藍藻協会
代表理事 石塚 啓一

ASJ 名誉会長 工学博士 紺野大介

藍藻(シアノバクテリア)農法の魅力と拘り

農産物の内容が“土壌”の善し悪しによって変化することは自明である。土壌の“”の字は、意符である土偏に音符である襄と書く。「襄」は甲骨金文辞典によれば「柔らかく良く肥えた」の意。酒醸造の“”の字も酉偏に襄と書く。因みに「酉」は「蓋つきの酒樽」を意味する。また箱入り娘を表現するお“”様は、女編に襄と書く。更に「謙譲」のように、他者に対し控え、相手を立てる振舞である“”の字は、言偏に襄と書く。いずれにせよ「襄」の字は、大事に温め、助け、豊かにするという意味合いである。
従って田畑の土壌は、土の中で長時間かけて醸し出された物理的、化学的、生物学的な性質の集合体であり、新たな生命体を育む場(圃場)といえよう。
しかしながら幾多の戦争や工業化に加え、昨今の化石燃料に起因する二酸化炭素を主因とする地球温暖化、酸性雨、大量の農薬に代表される人工的化学物質による汚染が、長い年月をかけ我国土壌の表土に宿ってきた肥沃性を相当量浸食し、破壊してきた。
こうした現実を見る時、一方で自然科学的な事実として地球創生後、藍藻(シアノバクテリア)は、今から32億年前、南アフリカの地層から生物世界最古の化石として発見された。水分さえあれば温度に無関係に地球上至る所に分布する藍藻は、単細胞生物で、光合成により二酸化炭素を吸収し酸素を発生、放出する。また空気中では窒素を同定する能力があり、意識的に増やしてやれば土壌復活に大いに期待できる。一方で行政指針の変更などにより、約35年も継続されてきた従来の藍藻育成源たる主要な土壌資材の入手が困難となった。このため藍藻リッチの土壌を得るための新たな土壌資材の研究開発が希求されている段階といえよう。
序でながら私が藍藻の魅力と向き合ってきた原点は、「藍藻(シアノバクテリア)が在る所に生物が存在し、転じて人類が生存できるという根源的な認識」に依っている。
この藍藻再生を基軸とした藍藻農法は、一般の「有機農法」とは異なり、分解・酸化を極力抑制し、藍藻という独立栄養微生物による還元作用で土壌復活へ導く農法である。まだまだ調査研究検証の要素があるけれども、藍藻(シアノバクテリア)を介した有機物~無機物の物質交換過程で強力なキレート作用(ミネラルを体内に吸収し易くし、有害な金属を体外へ排出する)が働き、高ミネラル、高ビタミン、弱アルカリな、栄養価の高い甘くて美味しい米、野菜、果物が収穫できる可能性が大きい。こうした農産物を食事のベースに置いて、“穣々(豊かに実るさま)で健康な食生活に貢献できることを期待している。

一般社団法人日本藍藻協会
名誉会長 工学博士 紺野 大介

組織概要

名称
  • 一般社団法人 日本藍藻協会
  • Algae Society of Japan(ASJ)
設立認可
  • 令和元年7月2日(一般社団法人あしつき協会)
  • 令和3年3月3日、一般社団法人日本藍藻協会に名称変更
所在地
  • 〒238-0011
  • 神奈川県横須賀市米が浜通2-3 臼井ビル2F
  • 電話番号:046-824-7373 / FAX番号:046-821-5431
事業目的
藍藻を中心にした有用微生物の増殖を促進させ、土壌環境を整える藍藻農法を確立することによって安全・安心な食生活と自然環境の改善に寄与することを目的とする。
事業内容
  1. 藍藻を中心にした有用微生物群の科学的、物理学的、生物学的、医学的、栄養学的実証研究に基づき、農法及び資材開発等実証的研究開発
  2. 前記(1)の研究開発によって確立される農法(以下、「この農法」という)の普及・啓発と開発された商品(以下、「商品」という)の製造、販売、輸出入
  3. この農法と商品のブランド化の推進(品質管理・認証)
  4. この農法推進による健全な食生活・自然愛護・地球環境の改善及び促進・啓発
  5. 穀物、生鮮食品、生薬の栽培及び加工食品の製造・販売及び輸出入
  6. 医薬品、化粧品の製造、卸売及び販売並びに輸出入
  7. 飲料水及び茶類の製造、販売及び輸出入
  8. この農法及び商品に関する広報活動
  9. その他当法人の目的を達成するために必要な事業
事業組織
名誉会長
紺野 大介(清華大学招聘教授、北京大学客座教授)
顧問
田中 雅彦(県立平塚農商高等学校)
代表理事(会長)
石塚 啓一
理事
井上 明、大森 貴之、酒井 淳一、雫 二公雄、渡邉 欽藏
事務局長(理事)
清島 眞
監事
石塚 猛
事業活動
関係教育機関等との連携及び微生物や土壌学の研究者と協力し、藍藻や有用微生が繁茂した土壌で集荷した米や野菜に含まれる成分の機能性や食味の良さ、抗酸化力などの検証結果を収集しエビデンス等を発表できるよう活動しています。また藍藻を基軸とした有用微生物が繁茂する土壌を作ることによって地球環境を守るSDGs(持続可能な開発目標)をかかげ、藍藻農法の確立を目指しています。

一般社団法人日本藍藻協会 定款 PDF

個人会員・賛助会員の募集

一般社団法人日本藍藻協会(ASJ)は、次のとおり個人会員、賛助会員を募集いたしております。当協会の趣旨にご賛同いただきご参加をご検討いただけますと幸いです。

会員資格
  • ① 個人会員:当法人の主旨・目的を理解し賛同した個人。
  • ② 賛助会員:当法人の主旨・目的を理解し賛助する企業団体等法人。
  • ③ 上記①②とも反社会的勢力ではないこと。
会員特典
  • ① 個人会員、賛助会員とも、実証研究等の情報及びデータの提供を受けることができる。
  • ② 当法人の認定事業に応募することができる。
  • ③ 当法人が行う各種分析を会員価格で申込むことができる。
会費
  • 個人会員:入会金 5,000円、年会費 一口 5,000円(何口でも可)
  • 賛助会員:年会費 200,000円
入会金
  • 個人会員:入会金 5,000円、年会費 一口 5,000円(何口でも可)
入会申込方法
PDF入会申込書に必要事項ご記入の上、FAX又はメールにてお申し込みください。

注意事項:個人会員様の初回入会時には、入会金 5,000円 が必要となります。

お振込先(取引銀行:ゆうちょ銀行)
  • 1.ゆうちょ銀行からのお振込み
    • 口座名:シャ)二ホンランソウキョウカイ
    • 記号:10980
    • 番号:38206271
  • 2.他の金融機関からのお振込
    • 店名:〇九八(読み ゼロキュウハチ)
    • 店番:098  普通預金 口座番号:3820627
お問合せ先
  • 一般社団法人日本藍藻協会(ASJ/Algae Society of Japan)
  • 〒238-0011 神奈川県横須賀市米が浜通2-3 臼井ビル2F
  • TEL:046-824-7373 / FAX:046-821-5431(担当者:清島)
  • email

お知らせ

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